各種 遺伝子検査の概要

『血液型遺伝子検査』の実態を把握しておこう、DNAから簡単に調べられる!

血液型遺伝子検査

つい最近までは『遺伝子検査』というと、なんだか敷居が高い感じでしたが、今や認知度もかなり上がってきましたね。

そこで、「遺伝子検査ははじめて」という人でもとっつきやすい血液型遺伝子検査について説明していきます。

この記事では「遺伝子検査で血液型を調べるメリットとは?」、「血液型遺伝子検査も採血するの?」、「血液検査との違いは?」・・・など、血液型遺伝子検査について詳しくガイドします。

血液型遺伝子検査とは・・・

血液型検査という言葉からイメージするのは、採血後、ABO式血液型がわかるというものではないでしょうか?

遺伝子検査からも、もちろん血液型はわかります。
ただ血液型遺伝子検査では、ABO型だけでなく、さらに詳しくわかるのです。

なお検査の手法についてですが、遺伝子検査の場合は口腔内粘膜や唾液などでわかりますから、採血は不要です。

遺伝子型の血液型とは?

いわゆるABO式血液型は、A,、B、O、AB型に分かれます。
こちらは血液の成分によって分類された血液型です。

一方、遺伝子型では、ABO式血液型で分類されたA型も、さらにAA型AO型といったようにわかれます。

O型遺伝子は、潜性(今までは、劣性と言ってきました)遺伝なので、A型遺伝子、B型遺伝子とペアになると性質が出現しません。

なので、AO型もAA型も同じA型という訳です。

●遺伝子型で表されるABO式血液型一覧表

DNA血液型表

【血液型は遺伝する】という事実

両親から受け継ぐ遺伝子によって、あなたの血液型が決まります。

「生物」の授業で習ったことを思い出してください。
同じA型とB型の両親から生まれる子供でも、両親がそれぞれAO型、BO型どおしであれば、AB、AO、BO、OO型と、ABO式血液型のすべての子供が生まれる可能性があります。

一方、両親がAA型、BB型なら、AB型の子しか生まれません。

両親の血液型の組み合わせで、子供が何型になるか判明する!

先ほどの例のように、両親の血液型の組み合わせによって、子供の血液型が決まります。
下記表の中の数値は、その血液型になる確率を表しています。

血液型遺伝子検査図※10万人に一人の割合で、シスAB型による例外もある <出典元:血液型の組み合わせ

新生児の血液型は、成長してから変わることもある?!

約30年前までは、出生時に病院で赤ちゃんの血液型を検査していました。
ただ新生児~3歳ぐらいまでの血液型は安定しないため、最近では出生時に血液検査をしなくなりました。

しかし、遺伝子情報は、生まれてから死ぬまで変わらないので、不変の正しい血液型がわかります。

新生児でも、血液型遺伝子検査なら、正しく判定できるという訳です。

病院の検査と血液型遺伝子検査の違いとは?

病院などでは、採血して判定します。
少量採血し、血液型判定をするのです。

病院で採血して、血液型を調べてもらう場合の検査費用は、平均2,000円ぐらいです。

献血なら血液検査を無料でしてもらえるという人がいます。
ただ、200㎖以上の採血が必要ですし、年齢にも16~69歳と制限があります。

また、服薬していたり、病気にかかっていたりすると献血できないので、献血によって血液検査をするのはおすすめできません。

そもそも本来の献血の趣旨にも合いません。

血液型遺伝子検査を活用しよう

遺伝子検査ができる機関なら、血液型遺伝子検査をしてもらえます。
同様に、遺伝子検査キットを用いても可能です。

いずれも採血が不要で、口腔内粘膜を採集すれば検査ができます。
綿棒で頬の内側を数回こするだけで遺伝子が採集できます。
この方法ですとまったく痛みもなく、小さなお子さんでも嫌がりません。

病院と血液型遺伝子検査キットを比べてみると・・・

血液型遺伝子検査というような比較になります。

血液型遺伝子検査のメリット

血液型の遺伝子型までわかります(血液検査はABO式血液型のみ)。

遺伝子型の血液型を知っていれば、自分の子供の血液型が予測できます(パートナーの遺伝子型の血液型がわかれば、先ほどのリストが役に立ちます)。

例えば、AO型とBO型のカップルからは、すべての血液型の子供が生まれる可能性があります(先ほどのリスト参照)。

あなたがAA型なら、パートナーがどんな血液型であっても、O型の子供は絶対に生まれません。

遺伝子による血液型分類では、ABO式血液型よりずいぶん詳しくわかりますから、とても楽しみです。

日本人は血液型占いがとても好きで、初対面のとき「あなたは何型?」などと聞かれる機会も多いですが、その時、遺伝子型を伝えた時の相手の驚く顔が楽しみです。

現在では出産時の新生児の血液検査は行われないので、もし、お子さんの血液型を知りたければ遺伝子検査を受検してみてください。
そこで知ることができます。

血液型遺伝子検査のおススメは・・・

【血液型遺伝子検査】を受検するのであれば、お勧めのキットがあります。

『ABO式血液型遺伝子検査キット』が、現在のキットの中では最適です。
検査にあたって血液を採取する必要はありません。
DNAは専用綿棒で簡単に採取できる点が嬉しいです。

通常のABO式血液型だけでなく、A型でもAA・AOなど遺伝子型までわかります。
こちらのキットであれば、採血検査では判断の難しい赤ちゃんでも、遺伝子から正確な血液型を判定することができます。

ABO式血液型遺伝子検査キット』
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※その他の【遺伝子検査】の詳しい情報は、下記記事をご参照ください。

https://frieda-rayegreen.com/